本日ご紹介する銘柄は以下のとおりです
銘柄:第一三共
証券番号:4568
★結論:
現時点では、”割高”です。
割安の定義=利回り3.5%超えるものとする
割高の定義=利回り3.5%を下回るものとする
テーマ:
・ヘルスケア
・がん治療薬
・高脂血症役
特徴:
・がん領域での強み:
→2025年度までに「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業」を目指す
→HER2を標的とする抗体薬物複合体(ADC)技術を開発し、7つのADCプロジェクトを進行中
・日本国内での第一三共の存在感は非常に強固:
→MR(医薬情報担当者)評価で7年連続1位を獲得
→医療用医薬品売上収益で3年連続1位を達成
→幅広い製品ラインアップを持ち、イノベーティブ医薬品、ジェネリック医薬品、ワクチン、OTC医薬品関連事業など多様な分野で事業を展開
株価:4496円
時価総額:8兆7655億円
利回り:1.33%
PER:37.94倍
PBR:5.26倍
配当金:60円
株主優待:なし
年初来高値:6257円
年初来安値:3847円
決算月:3月
今年度業績:
・売上高:1.6兆円
・営業利益:2116億円
・配当性向:47.8%
来期業績予想:
・目標売上高:1.83兆円
・目標営業利益:2800億円
今後の見通し:
・がん領域での強化:
→2025年度までに「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業」を目指し、がん領域だけで6,000億円以上の売上収益を目標
→3ADC(がん領域の3つの治療薬)の最大化を実現するため、アストラゼネカとの戦略的提携を通じてエンハーツ®やDato-DXdの開発を加速
・グローバル展開の拡大:
→新興国市場への進出を重要な戦略として位置づけ、各国のニーズに合わせた柔軟なアプローチを採用
→地域特有の文化やニーズを理解し、教育プログラムや健康啓発キャンペーンを通じて製品の認知度を高める独自のマーケティング戦略を展開
・イノベーションの推進:
→次世代ADC、核酸医薬、遺伝子治療、細胞治療、LNP-mRNA、糖鎖修飾などの先進的な技術開発
→3ADCに次ぐ成長ドライバーの見極めとポストDXd-ADCモダリティの選定
チャート(日足)